
金髪の草原(日記) 2010.06.21
こんばんわ永原真夏です
最近まめに更新しているこのブログ、今日はバンドとは関係のない日記を書いてみます
たまにはこういうのもいいかなと思ってる
私は高校一年生まで、世田谷区のとある町で暮らしていた
駅前には雑貨屋や洋菓子•和菓子屋、文房具屋や飲食店が立ち並ぶ、いわゆる家族連れの住む地域だ
趣味のいい古本屋や喫茶店もあって、なかなかいいところだと思っている
その駅からバスで10分くらいのところに昔の家はあって、その辺りまで行くと、駅前とだいぶ景色が変わってくる
一軒家、マンション、学校、児童館、そしてどこまでも続く原っぱ!
学校が終わると、ランドセル背負ったままで学童の友達とその原っぱで日が暮れるまで遊んだ
シロツメクサの花冠の作り方や、ヒメリンゴの味や、知らない鳥や虫の名前、ふきのとうやヨモギを持って帰って食べたりもした
夜になるとコウモリが出てきてなんだか怖かった
朝はいつだって新しい感じがした
学校で教わったことはすっかり忘れてしまったのに、ここで教わったことは今でも沢山覚えている
今日は久しぶりにその原っぱに行ってみた
ただそこにあるだけのどこまでも続く原っぱは、大きな宝石箱のようだった
私はたまにこうして、宝石箱を覗きに行く
そしてどこまでも続く緑色の道を、青い空気を、また大事に大事に宝石箱にしまう
誰がどう言おうと、この小さな世界だけは、きっと永遠に私だけのものなんだろうなぁ
本当にきれいだよ
萌える緑に白や赤やオレンジ、ピンク、黄色、紫の花が咲いて
風が吹けば葉と葉が擦れる音がする
そこに埋もれて眠るんだよ
今は都心の大きな街の外れに住んでいる
どちらも同じくらい愛してる
夜はおばあちゃんに会った
もう亡くなってしまったおじいちゃんに、初めてお花も買って行った
そしたらなんと偶然にもおじいちゃんの命日は20日で、「こんなことってあるんやねぇ」と、おばあちゃんはにこにこしていた
もう呆けてしまっているおばあちゃんだけど、おじいちゃんの仏壇のお花や御供物だけはきちんと綺麗なものを並べてあって、あぁやっぱりこういう部分を忘れるのはきっと最後の最後なんだろうなと思った
おばあちゃんは私の名前も覚えていてくれた
最後には入れ歯を「どやっ、あるのとないのじゃ全然違うやろ」と言いながら入れてみせてくれた
このひょうきんさ、やっぱり血は争えないなと思う
今日はご馳走のような一日だった
すこし寝たらまた撮影、おやすみなさい!